奥出雲町議会 2018-06-12 平成30年第2回定例会(第2日 6月12日)
○教育長(塔村 俊介君) ゼロトレランスは、もともと1970年代から学級崩壊が深刻化し、学校校内での銃の持ち込みや発砲事件、薬物汚染などが起こったアメリカにおいて、その対策としてとられた手法の一つでございます。
○教育長(塔村 俊介君) ゼロトレランスは、もともと1970年代から学級崩壊が深刻化し、学校校内での銃の持ち込みや発砲事件、薬物汚染などが起こったアメリカにおいて、その対策としてとられた手法の一つでございます。
昨年、有名芸能人や学生の大麻や覚せい剤の所持・使用事件が相次ぐなど、薬物汚染が今、深刻な問題となっております。薬物が若い年齢層に広がっている背景の一つに、インターネットの普及で大麻の種子販売や栽培方法、脱法ドラッグの入手ルートなどの情報がネット上にはんらんして、罪の意識のないまま興味本位で簡単に手を出しているとされております。
先進国でも物の豊かさに心の成長が追いつかず、我が国においても校内暴力、いじめ、衝動的行動、薬物汚染など子供たちの悲惨な事件が相次いでいる。こうした子供たちの渇いた心に潤いを取り戻すことは、今日差し迫った課題である。我々は20世紀の反省と教訓の上に立って、新しい世紀を担う地球上のすべての子供たちに人権を尊重し、恒久平和の実現と反映に努め、伝統的な文化遺産を継承することを託さなければならない。
青少年の間で広がる薬物汚染の要因の1つに覚せい剤や麻薬に対する認識の浅さからくる心理的罪悪感、抵抗感の希薄化が指摘されており、やせられるなどの誤った認識や動機から使用する例が目立っています。きっかけは軽いものであっても次第に深みにはまっていき、引き返せない状況へと陥っていくのが薬物乱用の特徴です。